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日本橋かつ平 引継ぎのこと

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「トンカツを食べたい」

 ご同輩のM氏が強い口調でワタクシに指示しました。おいしくなければ容赦せぬ。そんな気配でありました。

 「へい ようがす」

真っ当なサラリーマンの方々のお昼がほぼ終わるころ、お江戸日本橋は三越に程近い「かつ平」にご案内しました。

「ロースカツ定食」とご同輩。

「本日のランチ。ご飯少な目」とワタクシ。

「その分こっちのご飯多めに」とすかさずご同輩。世界をまたにかけてきた昼飯の手錬だけあります。

揚げたて、熱々、さくさく、カリカリ・・・おいしさを一皿にてんこ盛りして赤だしの味噌汁とおしんこが、脇からさらに盛りたてます。すべては揚げ物のために、と言う感じです。

「うまい」

それ以上は言うことなし、ではすみませんでした。

「次は」とご同輩。

面白いところへ案内せよ、との指示です。芭蕉が一時住んだ場所や島根県の物産を扱っている「島根館」などをご案内して釈放となりました。

テイネン前の引継ぎ、ととりましょう。

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